FXの勉強って何をすればいいの?
FX初心者の方で「これからFXを勉強しよう!」と思ったとき、何を勉強したらいいのかわからない方が結構います。
ひとえにFXといっても、FXの何を学べばいいのかわからないということですね。
今回はFXの勉強の仕方がわからない人向けに「FXで勉強すべきこと」を解説していきたいと思います。
- トレードを始める前に覚えること
- トレードでやってはいけないこと
ぜひお付き合いください。
トレードを始める前に最低限覚えておくこと
FXを勉強するといっても何から始めたらいいのかわからない方が多いと思います。
実際、FXは単純なものではなく攻略しつくすにはかなり長い時間がかかります。
ではまず最初に何を勉強するべきか...それはトレードを始める前に最低限の知識を覚えることです。
トレードを始める前に最低限の知識とは
それはこの5つです。
- 通貨ペアの選び方
- スプレッド
- 注文方法(売り方、買い方)
- pips(単位)
- チャートの見方
この5つを覚えれたらようやくFXトレードのスタートラインに立ったといえます。
手法や攻略法といったものを先に探して覚えようとする人がたまにいますが、基礎知識がない人がそれを覚えようとしてもちんぷんかんぷんでしょうし、知識がなかったせいで損をするなんてことがあれば悔しい思いをするのは自分自身です。
ビギナーズラックでおいしい思いをできるかもしれませんが、運で利益を上げ続けられるほどFXは甘くありません。
基礎知識は必ず入れましょう。
FX初心者の勉強方法
上でご紹介した内容を学ぶには初心者向けの書籍やスマホアプリをお勧めします。
勉強にまとまった時間を取れるのであれば書籍を選んだほうがいいです。
有識者が共同執筆していて間違ったものが書かれていないためです。
勉強にまとまった時間が取れないときは
勉強にまとまった時間が取れない場合はアプリなどで勉強するのも一つの手です。
通勤、通学の時間やちょっとした休憩時間などでも勉強ができるため時間がない人にはとてもおすすめです。
一通り勉強し終えたら、正しく知識が身についたか確認するためにデモトレードをしてみましょう。
トレードをしてみないと分からないことや、どんな感じなのかという雰囲気などをつかむためにもデモは必要です。
事実、分かったつもりだったのにわからないということも出てくると思います。
最初のうちは勝敗は気にせずに、自分の思った通りに正しく取引できるようになればOKです。
ただ、取引の仕方がわかったといっても手法を覚えるのにはまだ早いです。FXでやってはいけないことも頭に入れましょう。
トレードでやってはいけないこと
トレードのやり方が身についたら、トレードでやってはいけないことを覚えましょう。
これを覚えることで資金を全て無くしてしまう等といったことが回避できます。
利益を増やすということだけでなく損失を少なくするというのもまた基本中の基本となります。
事実、専業トレーダーですら勝率は100%ではありませんし勝率100%というのは元本保証がない取引ではそもそもあり得ません。
それに、いくら勝率が高くても小さく勝って大きく負ける(損大利小)の取引では結果的に負けてしまうこともあります。
資金管理が正しく行われていれば大きく勝って小さく負ける(損小利大)のトレードが実現できます。
絶対に生活費に手を出さない
FXだけではなく、投資をする場合は必ず余剰資金だけで行いましょう。
負けすぎてついつい熱くなり、生活費まで投資に回してしまうと利益のために無茶なトレードになりがちです。
勉強して知識が身について、これから利益の取れるトレーダーに成長できるというときにトレードができなくなっては元も子もありません。
ですので必ず、なくなっても困らない金額でFXトレードをするようにしましょう。
初めから大きい額での取引はしない
もし初めから大きい額で取引してしまったら一度の取引で資金のすべてをなくすかもしれないということです。
FXでは必ず損切りというものが必要になります。
FXに回せる資金額は人それぞれですが、常に「損をする可能性がある」ということを頭に入れておきましょう。
あらかじめ利確、損切のラインを決める
初心者の人によくありがちないですが、利確、損切のラインを決めないトレードは非常に危険です
利益が出ている状態なら「まだ利益が上がり続けるのでは?」と考え、損益が出ている状態なら「黙っていれば反転するのでは」と考えるのは悪いことではないのですが、もしその予想が外れてしまったら今より悪い結果になってしまいます。
専業トレーダーの専業たる所以は勝率を高く保ち、負けるときは損を少なくしているからです。
利益を深追いする強欲さを捨て、損切りできる勇気を持ちましょう。
まとめ
今回は
- トレードを始める前に覚えること
- トレードでやってはいけないこと
トレードができる段階まで勉強する、そしてやってはいけないことを覚え、それを活かせるようになることを学んでいただけたと思います。
一歩づつ進んでいきましょう!
プレゼントの受け取り方法
インジケーター解説!!移動平均線とは...?
移動平均線って?
上の図のとてもグニャグニャしている線が移動平均線です。
移動平均線とはトレンドを判断するためのインジケーターで、MA(Moving Average)と表記されることもあり、テクニカル分析をするトレーダーにとっては欠かせないものです。
移動平均線を使うと...
移動平均線を使うことにより今の相場のトレンドがわかります。
相場のトレンドを確かめるためにトレンドラインを引いて確かめる人もいますが、移動平均線はそんな手間をかけずともトレンドの確認ができます。
移動平均線の傾き具合がトレンドの強弱を表しており、傾きが強ければトレンドも強く傾きが弱ければトレンドも弱いということです。
売られすぎ・買われすぎかがわかる
今のローソク足から移動平均線がどれだけ離れているかにより、売られすぎまたは買われすぎがわかります。
基本的に相場というものは買われすぎ、売られすぎになると移動平均線の値に戻る習性があります。
そのため、移動平均線からとても離れているタイミングはポジションを取るチャンスだと判断できます。
よく使われる移動平均線
移動平均線といってもいろんな種類があります。
ここではFXトレードによく使われる移動平均線を3つほど解説します。
1 単純移動平均線 一定期間の終値の平均価格を線で表したものでテクニカル分析では最もよく使われるインジケーターです。英語では「Simple Moving Average」といい、頭文字をとって「SMA」と表記されることもあります。
2 加重移動平均線 単純移動平均線より直近の価格に比重を置いた移動平均線で単純移動平均線よりも相場の動きに早く反応するので、トレンド転換を早めに確認することができます。ただ、そのせいでダマしも多くなるので気を付けましょう。
3 指数平滑移動平均線 加重移動平均線より直近の価格に比重を置いた移動平均線で加重移動平均線よりも相場の動きに早く反応するので、トレンド転換を早めに確認することができます。ただ、そのせいでダマしも多くなるので気を付けましょう。
簡単に言うと1の上位互換が2、2の上位互換が3といえます。
相場の動きに早く反応できるということはその分ダマしが多くなるというデメリットが必ず伴います。
一番ダマしが少ない上に使いやすさや見やすさなども含め、初心者の方は単純移動平均線を使うのがおすすめです。
プレゼントの受け取り方法
トレードで勝つ為の基礎!!FXのチャートの見方を覚えよう
FXでは分析方法がいくつかあります。ファンダメンタル分析、テクニカル分析など...
よく「群衆の心理を理解しろ!」や「FXは情報が命!」と言っている人たちがいますが、間違ってはいません。
しかしながら、FX初心者の人が群集心理や世界情勢を知り、経済指標が発表されたときにどういう相場の動きになるのか予測するのは難しすぎます。
そこで今回はチャートの見方を覚えて、相場の動きを理解する練習から始めてみましょう。
FXは「チャートを制すものは、トレードを制す。」と言われていますので絶対にしっかり覚えましょう。
- チャートとは?
- チャートの見方
- トレンドとレンジの見分け方
今回の記事は基礎中の基礎で、分からなくなった時などに見返していただきたいと思うので良ければブックマークしていただければと思います。
チャートとは?
チャート(為替チャート)とは過去から今までの為替レートの値動きをグラフ化したもので、いろんな情報が詰まっています。
つまりチャートの状態を把握することで、現在の相場がどんな状態かを理解することができます。
最初はチャートが変化する原因について理解しましょう。
群集の心理が関係している
為替の値動きは世界情勢や貿易など、いろんな要因によって起こりますが最も影響がある要因は世界中の投資家が行っているFXの取引による値動きです。
世界各国の投資家たちが「買い(需要)」と「売り(供給)」が常にせめぎあっている状態のため、値動きがなくなることはないということです。
チャートはトレーダーの感情の集合体、つまり群集の心理が反映されているといえます。
これを理解するのとしないのとでは今後の取引に大きな影響があります。
「トレンドの相場になりそうだ」や「値段が反発しそうだ」などの相場が切り替わるタイミングの時に、今はどんな群集心理に基づいているのかをチャートから読み取れれば、勝率が高い安全なトレードをすることができます。
過去の統計データ
個人の為替取引が解禁されたのは1998年。それ以来、ずっと為替の値段のデータを貯めていきながら最新の値動きを表示し続けています。
取引するとき、過去と今の動きを照らし合わせて「過去にこういう動きをしたから、今回も同じような動きになりそうだ」という予測をします。
先ほども説明しましたが、為替チャートは群集の心理に従って動いています。そのため過去のチャートと似た値動きになることが多いです。
こうやってチャートの見方を理解したうえで、「群衆の心理」と「統計データ」を基準に考えることで、根拠のあるポジション取りができます。
チャートの見方
基本的にチャートは「ローソク足」 「時間軸」 「通貨の値段」で構成されています。
時間軸は左から右へ、通貨の値段は下が安く、上が高くなっており常に変動しています。
青い枠で囲まれているのがローソク足と呼ばれるもので、相場の状態や未来の値動きの予測に使われます。
ローソク足の見方
ローソク足は、初値・終値、安値・高値というものがあります。 初値はローソク足の始まる場所です。
終値はローソク足が終わり、次のローソク足に移る寸前の値段です。
安値はローソク足の中で一番値段が安いレート、高値は値段が一番高いレートです。
ローソク足は必ずこのような構成になっており、初値と終値の間のことを「実体」といい、実体と安値・高値の間のことを「ヒゲ」といいます。
ローソク足には陽線と陰線の2種類があり、初値よりも上がれば陽線、下がれば陰線といいます。
ほとんどのローソク足は赤が陽線、青が陰線で表示されているため誰が見てもすぐに理解することができます。
時間足で確認テスト
時間をかけて経験を積んでいけばチャートの見方はだれでも理解できますが、初心者がチャートを理解していないまま取引をスタートさせるのはとても危険です。
そのためローソク足の見方が理解できているのか時間足で確認テストをしてみるのをお勧めします。5分足のチャートを表示して1時間分(12本分)を見てみましょう。
5分足の12本のローソク足から1時間足のローソク足がどんな形になっているかを予想し、1時間足のチャートに切り替えて確認してみましょう。
何回やっても予想通りになっているようであればチャートの見方が合っているといえます。
それとは逆に間違っているようでしたらまだ理解できていないといえるので何度も練習してみましょう。
レンジ相場とトレンド相場って何?
FXにおいて相場の状態は実は2種類しかありません。
ローソク足が一定の幅で収まり、上下を繰り返すレンジ相場
ローソク足が上か下のどちらかに流れているトレンド相場
FXが解禁されて以来この2つの相場を繰り返して現在に至ります。
チャートの見方を完全に理解するためには「今の相場はレンジなのかトレンドなのか」もわからないといけません。
レンジ相場
レンジ相場とは一定のレートの範囲内で値段の上下を繰り返している状態のことを指します。
後でトレンド相場を解説いたしますが、トレンドが出ていない相場は必ずレンジぞ相場ということを覚えておいてください。
トレンド相場
トレンド相場とはローソク足が一方に向かって進んでいる状態を指します。値段が上がっていくものを上昇トレンド、値段が下がっていくものを下落トレンドと呼びます。
ただ実際にはきれいに上がったり下がったりということはなかなかないため、なんとなく上がり続けている、なんとなく下がり続けているという感覚で考えたほうがいいです。
相場の判断はトレードにおいて大切なため必ず意識して取引するようにしましょう。
チャートを理解できたら次は手法!!
チャートの見方について解説いたしましたがいかがでしたでしょうか?
FXのトレードにはいろんな手法があるため、慣れてくると自分だけの勝ち方を習得できるようになると思います。
ただ、最初のうちはほかの人の手法を真似して、取引の経験値を積んでいってもらえればと思います。
当ブログでも初心者でもわかりやすい手法をご紹介していますのでそちらもご覧いただければと思います。
まとめ
- ローソク足の見方を理解する
- 時間足で確認テストをしてみる
- レンジ相場なのかトレンド相場なのか読めるようになる
チャートを理解するためにはローソク足の見方を覚えていなければなりません。
ちゃんと覚えられているのか、わからなくなったら5分足チャートで12本のローソク足から1時間足がどんな風になっているのか確認テストをしてみましょう。
そのうえで、レンジ相場なのかトレンド相場の違いを分かっていれば「チャートを読める」といえます。
これらを理解することでこのサイトの内容がわかるようになりますので参考にしていただければと思います。
プレゼントの受け取り方法
未来の値動きを予測する!!テクニカル分析って何?
テクニカル分析を理解できればFXが簡単に思えるようになります。
FXトレードは将来の値動きを予想しなければなりませんが、その方法としてファンダメンタル分析とテクニカル分析という2つのものがあります。
今回はその二つのうち「テクニカル分析」について解説していきます。
今回の記事は内容が濃く、ぜひ理解していただきたいため何度も見返せるように良ければブックマークしていただけたらと思います。
テクニカル分析って何?
テクニカル分析は過去のチャートの動きから将来の相場がどのような動きになるか予測する分析のことを言います。
チャートの機能についているインジケーターというものを用いてそのインジケーターをもとに値動きを予測します。
それではテクニカル分析でよく使われるインジケーターについて説明していきます。
インジケーターは2種類に分かれる
テクニカル分析で用いるインジケーターはトレンド系とオシレーター系の2種類に分かれます。
また、トレンド相場に有効なインジケーターや、レンジ相場に有効なインジケーターなど、その相場にあっているインジケーターを使う必要があります。
トレンド系
トレンド系インジケーターはトレンドを見極めるために使われるもので、
- 今トレンドがある状態かどうか
- そのトレンドの強さ(勢い)
- 押し目、戻り目の反発するポイント
という状況把握ができます。
オシレーター系
オシレーター系インジケーターは主に逆張りをするときに用いられるもので、値段の転換点を予測するためのものです。
今の相場が過去のデータから
- 買われすぎなのか売られすぎなのか
インジケーターの組み合わせが大事
インジケーターは過去の統計をもとに動いているものなので、必ずインジケーターの示している通りになるとは限りません。
ですから使うインジケーターを場面ごとに変えたり、何個かのインジケーターを組み合わせることが大切です。
インジケーターを組み合わせて使うことにより、より予測がしやすくなります。
テクニカル分析って意味あるの?
今までの解説を聞いていれば「インジケーターの示した通りに取引すれば負けないのでは?」と考える人もいると思います。
ところがテクニカル分析は過去のデータを使って予測するため必ずインジケーター通りになるとは限りません。
そもそもFXに限らず、元本保証がない投資については勝率100%というのはあり得ません。
10回取引して3回負けることもあれば、10回とも負けることもあるし、10回とも勝つこともあります。
ただ、FXで利益を上げ続けるためにはテクニカル分析を用いて、勝率の高いタイミングでポジションを取るということが重要です。
テクニカル分析攻略に使われるインジケーター
よくテクニカル分析に用いられるインジケーターはこのようになります。
トレンド系
トレンド系のインジケーターはトレンドの方向(上昇か下落か)を判断するために使います。
移動平均線(MA、EMA)
トレンド系の中で基本となるインジケーターでトレンドの方向を確認するものです。
FXトレーダーであればほとんどの人が使っているトレンド系のインジケーターです。
ボリンジャーバンド
移動平均線から、上下に値幅を表している1σ2σ3σ(シグマ)という線があり、トレンドが発生するかしないかの目安となるインジケーターです。
「この線の中だけで値動きが収まる」という統計データになります。
一目均衡表
相場のトレンドだけでなく、売買のタイミングなど様々な分析が可能なインジケーターです。
オシレーター系
オシレーター系のインジケーターは今の相場が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断するために使います。
MACD(マックディー)
移動平均線を2本使ってトレンドの方向を予測するためのもので、オシレーター系ではあるのですがトレンド系としても使うことができ、ダマしも少ないため初心者におすすめです。
RSI
買いと売り、どちらが優勢なのかを示すインジケーターでオシレーター系の中では一番人気があるものです。
レンジ相場では正しく機能してくれるのですが、トレンドが出たときは常にシグナル発生しているため正しく機能しなくなります。
ストキャスティクス
RSIと同じで買いと売りの強さを示すインジケーターです。
レンジ相場でよく使われて、逆張りでポジションを取ろうとするときに有効です。
まとめ
- テクニカル分析でも勝率100%は無理
- それでもインジケーターをうまく組み合わせれば勝率を上げることができる
プレゼントの受け取り方法