インジケーター解説!!移動平均線とは...?
移動平均線って?
上の図のとてもグニャグニャしている線が移動平均線です。
移動平均線とはトレンドを判断するためのインジケーターで、MA(Moving Average)と表記されることもあり、テクニカル分析をするトレーダーにとっては欠かせないものです。
移動平均線を使うと...
移動平均線を使うことにより今の相場のトレンドがわかります。
相場のトレンドを確かめるためにトレンドラインを引いて確かめる人もいますが、移動平均線はそんな手間をかけずともトレンドの確認ができます。
移動平均線の傾き具合がトレンドの強弱を表しており、傾きが強ければトレンドも強く傾きが弱ければトレンドも弱いということです。
売られすぎ・買われすぎかがわかる
今のローソク足から移動平均線がどれだけ離れているかにより、売られすぎまたは買われすぎがわかります。
基本的に相場というものは買われすぎ、売られすぎになると移動平均線の値に戻る習性があります。
そのため、移動平均線からとても離れているタイミングはポジションを取るチャンスだと判断できます。
よく使われる移動平均線
移動平均線といってもいろんな種類があります。
ここではFXトレードによく使われる移動平均線を3つほど解説します。
1 単純移動平均線 一定期間の終値の平均価格を線で表したものでテクニカル分析では最もよく使われるインジケーターです。英語では「Simple Moving Average」といい、頭文字をとって「SMA」と表記されることもあります。
2 加重移動平均線 単純移動平均線より直近の価格に比重を置いた移動平均線で単純移動平均線よりも相場の動きに早く反応するので、トレンド転換を早めに確認することができます。ただ、そのせいでダマしも多くなるので気を付けましょう。
3 指数平滑移動平均線 加重移動平均線より直近の価格に比重を置いた移動平均線で加重移動平均線よりも相場の動きに早く反応するので、トレンド転換を早めに確認することができます。ただ、そのせいでダマしも多くなるので気を付けましょう。
簡単に言うと1の上位互換が2、2の上位互換が3といえます。
相場の動きに早く反応できるということはその分ダマしが多くなるというデメリットが必ず伴います。
一番ダマしが少ない上に使いやすさや見やすさなども含め、初心者の方は単純移動平均線を使うのがおすすめです。
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