甘く見てると即破産!? FXにおける資金管理
最初から怖いこと言ってすみません。
ただ、FX初心者の方は一攫千金を狙って資金管理をおろそかにし、手法しか学ばずに取引を始めたりしがちです。
手法を学ぶのはとても大切なことですし、大いに学んでほしいのですがFXにおいて資金管理は手法と同等の重要性があり、資金管理ができなければいくら利益を上げられたとしても即破産...なんてことになります。
取引手法は0を+にするためのもので資金管理は-を0に近づけるためのものと考えてもらえればと思うのですが、ピンとくる方は少ないと思うので今回の解説で資金管理について学んでいただければと思います。
今回は
資金管理をおろそかにすると...
FXの世界では1年で〇億稼いだ人がその後数か月で資金0に...なんて話がザラです。
ただ、自分の都合のいいようにこの話をとらえてしまうと「その後数か月で資金0に...」の部分が頭に入ってこずに「1年で〇億稼いだ」の部分しか入ってこなくなります。
そのせいで資金管理をおろそかにしてしまう初心者が後を絶たないわけなのですが、資金管理をおろそかにすると
- 根拠のないギャンブルトレードになりがち
- 借金を作る可能性が大
- 途中まで順調に勝てていてもやがて0になってしまう
一番いけないのは「自分なら勝てる!」、「こんなに連敗したら次は勝てる!」などと思い込むことです。
こういった思い込みからギャンブルトレードになり、「戦略的な取引」ではなく手法もくそもない「損確定の作業」を自分でも気づかないうちにしていることになります。
しかし、資金管理ができるようになれば「損確定の作業」をすることなくロジカルな「戦略的な取引」ができるようになり、破産のリスクというのはかなり少なくなります。
資金管理ができると正しい攻め方ができる
資金管理は-を0に近づけるためのものと先にお伝えしましたが、攻めるときにも資金管理が必要になってきます。
トレードに慣れてきて利益も上がるようになってくると少しずつリスクを高めていってその分利益を狙うといった段階に入ってきます。
そのタイミングで取引毎にレバレッジ、ロット数(取引量)が適正かどうかというのが資金管理ができていないと自分のことでも分からなくなってしまいます。
逆にわかってさえいれば攻め時(チャンス)で大きな利益を上げることだってできます。
資金管理は基本的には守りのためのものですが攻めでも重要なものであることを理解していただければと思います。
初心者におすすめの資金管理方法
FX初心者におすすめの資金管理方法を3つほど解説いたします。
口座開設が済んでいる人は今日からでもぜひ取り入れてみてください
3%ルール
1回の取引の最大損失額を資金の3%までにする。
というもので、人によっては2%で実践している人もいます。
最大損失額が資金の3%とわずかなので楽に取り返せる範囲内での損切りとなります。
1か月の最大損失額を決める
1か月の最大損失額を決めておくのもとても有効で、これは文字の通り1か月間で資金が〇%減ったらその月は取引をしないというものです。
もしも月のはじめでも1か月の最大損失額に達したら取引をやめておくべきです。
これは相場に合っていない戦略を取った結果と受け止めることができるため戦略を見直したり、場合によっては手法を見直すきっかけにもなります。
今ある資金を守るだけでなく将来の資金を守るという意味もある資金管理方法の一つです。
連続〇回負けたら即終了
負けが連続しているとどうしても負けを取り戻したくなりついつい熱くなってしまうものですが、熱くなっているときに冷静な判断はできません。
冷静な判断ができないときはだいたいリスクの高いトレードをしてしまいがちになり、その結果取り戻すどころか損失を大きくしてしまう可能性が非常に高いです。
連続〇回負けたら〇日間は取引をしないといった取引ルールを作ってそれを守ることで、冷静さを取り戻し、根拠のある「勝てる」トレードができるようになります。
まとめ
今回は
プレゼントの受け取り方法
結局どこのFX会社が一番いいの? 国内FX会社編
FX歴が長い人でも新たに口座開設するときに悩んでしまうものですが、口座選びの基準となるものを理解していれば自分に合ったものを選ぶことができます。
そこで今回はFX会社の口座選びの基準とおすすめの国内FX口座について解説していきます。
- 口座選びの基準となるもの
- おすすめ国内FX口座
口座選びの基準となるもの
口座選びの基準はいろいろとあると思いますが、
スワップポイントの高さ
サービスの良さ
スプレッドの狭さ
会社の信頼性
の4つは最低でも押さえておきたいところです。
スワップポイントの高さ
スワップポイントとは金利差調整分ともいい、2国間の金利差から得られる利益のことで、スワップポイント目的の長期保有なら毎日少しづつですが利益が増えていきます。
2国間の金利差から得られる利益ということはスワップポイントが高い通貨ペア、低い通貨ペアというものがあり、低金利国の通貨を売り、高金利国の通貨を買うというのが基本です。
そしてこのスワップポイントは各FX会社により独自に決められています。
例えば
A社のメキシコペソ円買いスワップ10000通貨あたり+6円、B社のメキシコペソ円買いスワップ10000通貨あたり+10円ということがあります。
スワップポイントだけで考えるなら断然B社のほうがお得になるということです。
各FX会社はスワップポイントの高さを競っており、「1lotあたりスワップポイント〇円!!」みたいな広告を見たことがある人もいると思います。
ただし高金利通貨は基本的に今後レートが下がると見込まれているものばかりのためスワップポイント狙いで高金利通貨に手を出すということはそれだけハイリスクであるということも理解しておいてください。
サービスの良さ
FXをこれから始めようとしている人の中でサービスの良さを気にしている人はあまり少ないですが、長く使い続ける口座なら気にするべきポイントです。
どのような操作をすればどのような注文ができるのかといった操作の分かりやすさはもちろんのこと、チャートの見やすさやお問い合わせの迅速さなど細かい部分も吟味する必要があります。
デモトレード口座があるFX会社なら操作やチャートの確認ができるのですが、デモトレードを用意していない会社も中にはあるためデモの有無で決めるのもありです。
スプレッドの狭さ
ただ、スプレッドといっても通貨ペアによってどこのFX会社が一番スプレッドが狭いかは異なるため自分が最も取引するであろう通貨ペアが国内FX会社の中で一番狭いところを選ぶといいと思います。
特にスキャルピングやデイトレードなどトレードの回数が多い方ほどスプレッドは重視するべきです。
会社の信頼性
スワップポイントが高く、サービスも良く、スプレッドも狭いというFX会社であっても信頼がないFX会社では口座開設してはいけません。
法律で悪徳FX業者の取り締まりが厳しくなってきているのはいいことなのですが、残念ながら不正なレート操作を疑われているFX業者もいまだに存在しています。
入出金のトラブルや悪いうわさがあるFX業者ではいくらサービスがよくても口座開設はやめておきましょう
会社の信頼性を最も重視するなら国内のFX会社よりも海外FX業者のほうがいいです。
海外FX会社の場合スプレッドは高いのですが、スプレッドでしか利益を取らないシステムのため、ストップ狩りなどのレートの不正操作もなくロスカットではなくゼロカットのため取引で借金を負わないシステムとなっております。
おすすめ国内FX口座
上記の会社の信頼性の欄で信頼性については海外FX業者のほうがいいとお伝えしましたが、国内でも信頼がおける上にスワップポイントが高く、サービスも良く、スプレッドも狭いというFX会社はあります。
ここではおすすめの国内FX口座を紹介していきます。
【LIGHT FX】
・トルコリラ/円(TRYJPY)、メキシコペソ/円(MXNJPY)、南アフリカランド/円(ZARJPY)といった高金利通貨のスワップポイントは、業界最高水準でスワップ目的で始めるならLIGHT FX一択です
・1,000通貨取引対応のため、少ない投資金額で取引が可能で、レバレッジ25倍、ドル円110円なら、約4,400円の証拠金から取引可能です。
・スマートフォンでの取引も快適で私自身もスマホでの取引を始めようと思ったときに一番最初に開設したのがこのLIGHT FXでした。
まとめ
今回は
- 口座選びの基準となるもの
- おすすめ国内FX口座
意外と「FX口座なんてどこの会社も一緒でしょ?」と思っている人もいますが、そんなことはないと今回の解説でお分かりいただけたと思います。
最初に開いた口座を気に入って使いこなせているということなら一番いいのですが、最初に開いた口座を必ず使い続けなければならないといったルールもないので自分に合った口座を見つけるためにも複数の口座を開いてみるのもいいと思います。
プレゼントの受け取り方法
FXのスプレッドって何?わかりやすく徹底解説
今回はFX初心者は絶対に覚えなければならない「スプレッド」について解説していきます。
正確に言うとスプレッドは手数料ではないのですが取引毎にトレーダーが支払っているものです。
スプレッドの知識がなければ、「買ったときよりも上がっているのにマイナスのままなのはなぜ?」、「エントリーしたら動いていないのにいつもよりマイナスになっている...」といったことになります。
スプレッドの知識を身につけ疑問点の解消と損をしないトレードをできるようになりましょう。
今回は
- スプレッドとは
- スプレッドで選ぶならこの通貨ペア
について解説していきます。
そもそもスプレッドとは?
スプレッドとは「買値と売値の差のこと」です。
例えば「1ドル107円30銭から33銭で取引されています」というのは1ドル買うのは107円33銭で1ドル売るのは107円30銭ということになります。
FXのトレードをしたことがある人ならわかると思いますが、買値と売値の値段は異なります。
この金額の差がスプレッドということですが実質「手数料」と考えていいです。
ほとんどのFX会社は「取引手数料無料!!」というのを謳い文句にしており、取引手数料は確かに無料なのですが、スプレッドがある以上はトレーダーがスプレッド分のpips数を取れなければ得をできないということになり、そのことから実質「手数料」といえます。
スプレッドは広さで表現するため、「スプレッドが広い(狭い)」といった表現をします。
スプレッドが広ければ(狭ければ)売値と買値の差が広いので(狭いので)手数料が高い(低い)といえます。
スプレッドの種類
スプレッドには原則固定スプレッドと変動制スプレッドの2種類があります。
原則固定スプレッドとは原則として売値が変動すれば買値も同じだけ変動するというもので、極端に取引量が多いまたは少ないときには変動する種類です。
変動制スプレッドは常にスプレッドが変動しているため売値だけまたは買値だけ値段が変わるということもあります。
ほとんどのFX業者は原則固定スプレッドを採用していますが、業者間取引は変動制が基本となるため、それにならい変動制スプレッドを採用している業者も存在します。
変動制スプレッドの業者を使って取引をすると、取引の瞬間にスプレッドが広がって利益が少なくなってしまう...なんてことになります。
FX業者を選択するときは必ず原則固定スプレッドを採用しているところにしましょう。
スプレッドが広くなるタイミング
原則固定スプレッドでもスプレッドが変動することがあると先にお伝えしましたが、ここではスプレッドが変わる(広くなるタイミング)について解説します。
どういったときにスプレッドが広くなるかというと、「取引量が少ないとき」と「取引量が増えるとき」の2つです。
取引量が少ないということは取引にかかる実質「手数料」がなかなか取れないため収益が下がってしまうことになり、取引量が増えているということはスプレッドを広げても取引してくれる。
という理由で「取引量が少ないとき」と「取引量が増えるとき」にスプレッドが広くなります。
基本的にスプレッドが開くタイミングとしては
毎月第一金曜日の夜 午後9時半(4~10月) 午後10時半(11~3月)の米国雇用統計の時
月曜日の午前7~8時
午前6~9時のオセアニア市場時間
クリスマスと年末年始
トルネード、地震など大規模災害が発生したとき
が挙げられます。
これらのタイミングでスプレッドが広がりますので絶対に覚えておきましょう。
取引回数が多いと...
デイトレーダーやスキャルピングを主にやっている人は、取引回数がどうしても多くなってしまうためその分スプレッドを支払っていることになります。
1度のトレードでは痛くもかゆくもありませんが塵も積もれば山となります。
取引するごとにかかってしまうものなのでスプレッドが狭い業者を選ぶというのも一つの手です。
スプレッドで選ぶならこの通貨ペア
- ドル円(米ドル×日本円)
国内FX業者各社がスプレッドを競っているペアで現在0.2銭が最も狭く、キャンペーンによっては0.1銭で提供している会社もあります。
- ペソ円(メキシコペソ×日本円)
値動きはほかの通貨ペアと比べてとても少ないため短期取引には向いていません。
- ユロル(ユーロ×米ドル)
ドル円同様情報が入りやすいためおすすめです。
- ユロ円(ユーロ×日本円)
国内では0.28銭で提供している会社があります。
取引市場が大きい通貨ペアを選ぼう
上記のペアはスプレッドが狭いだけでなく広くなりにくいという面もあります。
というのも元々の取引量が多いため流動性が高く、大口の投資家が資金をたくさん投入したとしても値段が極端に変わることはないということです。
そのため取引市場が大きい、取引量が多い通貨ペアを選ぶようにしましょう。
ペソ円(メキシコペソ×日本円)については流動性が低いため短期取引には向いていませんが、それ以外の通貨ペアならFX初心者でも短期取引をしてもいいといえます。
まとめ
今回は
- スプレッドとは
- スプレッドで選ぶならこの通貨ペア
スプレッドの知識がないFX初心者なら「スプレッドなんて0.2銭も0.5銭も変わらないでしょ」と勘違いしている人もいますが、今回解説した通り、スプレッドは実質「手数料」のためその手数料を上回る利益を上げなければ+にはならないということを理解していただけたと思います。
スプレッドの狭さがすべてではありませんがFX業者を選ぶときや、実際の取引時に気にかけてみたらいいと思います。
プレゼントの受け取り方法
デモトレードにメリットってあるの?無いよね?
そんなことを思っている時期が私にもありました...
FXの参考書とかをご覧になったことがある人はわかるかもしれませんが、「デモトレードするくらいなら少額でいいからリアルトレードをしたほうがいい!」といったことが書かれています。
実際私もその意見には賛成なのですが、デモトレードはリアルトレードの資金がない人のもの。とかチキン初心者がやるもの。などデモトレードが悪く思われるのは違うと思います。
勝てるトレーダーでも、デモトレードをやっていたりしますしメリットはたくさんあります。
そこで今回は
- デモトレードとは
- デモトレードのメリット
- デモトレードを使いこなそう
デモトレードとは
デモトレードとは各FX業者が無料で提供している、「口座に入金しなくても取引を疑似体験できるツール」です。
デモトレードを提供している目的としては初心者に取引の仕方を覚えてもらうためだったり、取引に慣れてもらうためです。
ただし、専業トレーダーなんかも手法の検証で使ったりしています。
デモと本番の差
デモと本番の差は仮想の資金を使うか本物の資金を使うかだけではありません。
メンタル面でかなり大きな差が出ます。
デモトレードをやったことがある人はわかると思うのですが、負けたとしても本物の資金が減るわけではないですし、「仮想資金だから...」という気持ちから、負け続けたとしても気にしなかったりします。
そこで、デモトレードからリアルトレードに切り替えたときにデモでは味わったことのない緊張感やストレスがかかります。
「デモでうまくいったんだし、その通りにやれば緊張もストレスも関係ないよね?」と思うFX初心者の人もいると思いますが、FXにおいてメンタルはかなり重要なものですのでその管理ができていなければ勝てるものも勝てませんし、トレードにおけるメンタルを軽視している人で勝ち続けているトレーダーなんて聞いたことがありません。
以前に「意外と軽視されがち...FXにおけるメンタル管理」という記事を書いているのでよかったら参考にどうぞ
デモトレードのメリット
デモトレードを使うと以下のようなメリットがあります。
完全無料で本番と同じ環境のトレード体験ができる
デモトレードは仮想資金でトレードをすることになるのですが、資金以外は実際のトレードと何も変わらないため、取引のための操作方法やトレードの流れを予習することができます。
初心者の人は取引のための操作方法やトレードの流れなど不明点が多いと思いますので、デモトレードを使うことによりそういった不明点をなくすことができます。
本物の資金が減ることがない
デモトレードで損失が出ても本物の資金を使っているわけではないため痛くもかゆくもありません。
FX初心者の人が相場の値動きに慣れるための練習にはもってこいです。
また、使いたい手法があるけどリアルトレードで試す前にデモトレードで有効性を検証して、利益が取れると見込める手法だけをリアルトレードに使うというのもありだと思います。
登録したらすぐに使える
口座開設には通常1~2日ほど時間がかかりますが、デモトレードに関しては登録後すぐに使えるものとなっています。
「これからFXでガンガン稼ぐぞ!」と思っていても口座開設に時間がかかるためモチベーションが下がってしまう人もいます。
しかしデモトレードは本物の口座開設を待たずに使えるようになるため、初心者の人にとってはモチベーションの維持になりますし、本物の取引の雰囲気を味わうこともできます。
デモトレードを使いこなそう
デモトレードは初心者だけのものではありません。
この項目ではデモトレードの使いこなし方について解説していきます。
新規のトレード手法を試す
取引に慣れてきたらデモトレードを使わなくなる人もいますが、新規のトレード手法を試すために使うこともできるのでおススメです。
FXの手法とひとえに言っても世の中には様々なモノがあふれており、本物の専業が現役で使っている手法もあれば、根拠のない「これで利益上がるわけないよね?」みたいな手法もあります。
いきなりリアルトレードで新規の手法を試したはいいものの全く利益が出せず、お金と時間をただ捨ててしまった... というのは避けるべきです。
そこでデモトレードの出番というわけで、利益が出るかわからない手法はデモトレードで試してみましょう。
試した手法が利益の出ないものだと判断するまでに負け続けてもデモトレードですので本物の資金が減ることがないため、安全に検証できます。
ですので、たくさんの手法を試してみることをお勧めします。
トレード慣れすることができる
FX初心者にとってはこれが一番だと思います。
トレードに関する機能としてはどこの業者もあまり変わらないのですが、どこを押せばチャートが切り替えられるのかや、インジケーターの表示を増やすにはどういった操作をすればいいのかといった基本の操作は当然ですが業者ごとに異なります。
しかも、FXの教本などで見かけるチャートの形が出ないということにもわかります。
教本では基本的な形でしか解説していないためきれいに上がったり下がったりの図になっていると思います。
しかし、実際はそんなきれいなチャートの形にはなりませんし、教本で習っただけではきれいな形のチャートの形しかわからないため、チャートパターンの見逃しなども発生します。
デモトレードで取引に慣れると、教本通りのきれいなチャートの形はなかなか出てこないことに気づけますし、「これ、きれいな形ではないけどヘッドアンドショルダーズトップの形になっているな」などといったチャートパターンを見極める力も身につけることができます。
さらに言うと、注文方法もいろいろと試すことができるため実際に操作することで「成行注文で取引しようと思っていたけど、IFO注文のほうが自分には合っているな。」などといったことにも気づけます。
まとめ
今回は
- デモトレードとは
- デモトレードのメリット
- デモトレードを使いこなそう
最初にもお伝えしたとおり、私は「デモトレードするくらいなら少額でいいからリアルトレードをしたほうがいい!」という考えです。
しかし、デモトレードは使い方次第で自分の武器にできるというのを理解していただきたかったため今回のような解説をしました。
デモトレードは無料で使えるものなので自分のトレード力向上のためにも使いこなしましょう。
プレゼントの受け取り方法
よく聞く「ロスカット」と「ゼロカット」って何?その違いは?
FXでよく聞くロスカットとゼロカット、初心者の方でしたら意味も分からなければ違いも分からないという方もいると思います。
実はこれ全然違うものでCutとCatぐらい違います...
ということで今回は
損失の拡大を防ぐため、資産を守るためにあるもので、各FX業者は「証拠金維持率〇%を下回ったらロスカットをします。」というのを公表していて、FX業者ごとにロスカット執行対象の証拠金維持率のパーセンテージが異なります。
ちなみに証拠金維持率は
証拠金維持率(%)=有効証拠金÷必要証拠金×100%
有効証拠金=口座に入っている資金+含み益/含み損
必要証拠金=レート×ロット数÷レバレッジ
この計算で出せます。
だいたい証拠金維持率50%か100%をロスカットの基準に設定している業者が多いです。
ゼロカットとは
ゼロカットもロスカット同様含み損が一定のラインまで到達したとき、強制で決済されるというものなのですが、「口座残高がマイナスになってしまってもそのマイナス分を払わなくてよい」というシステムです。
損失分を0円にしてくれるので、ゼロカットを導入しているということは取引で借金することはないということです。
ゼロカットは海外FX業者にしかないシステムで、ゼロカットがあるから海外FX業者を選んでいるという人も多いですし私もその一人です。
なぜ国内業者はロスカットで海外業者はゼロカットなのか
ゼロカットは海外FX業者にしかないということでしたが、なぜ国内業者は導入しないのかと不思議に思う人も多いと思います。
これは「法律に触れるから」で、証券取引法 第42条の2で有価証券などを取り扱う業者は事後の損失の補填をしてはいけないとされています。
これにより国内FX業者はゼロカットを導入したくてもできないのです。
ちなみにこの法律は、損失はトレーダーの責任だからトレーダーが責任を持つべきで業者側が責任を負う必要はないという意味もあると思います。
ではなぜ海外FX業者はロスカットではなくゼロカットを導入しているのかというと「ゼロカットを導入していないと営業できない」という決まりがあるからです。
日本とは逆で、海外ではFXの取引でトレーダーが負債を抱えないようにするべきだという考え方があり、それに基づきゼロカットを導入していないと営業ができないということです。
ちなみに海外FX業者がゼロカットを導入している理由がもう一つあり、取引量を増やしたいからというのもあります。
海外FX業者はNDD方式という方式を取り入れており、スプレッドが収入源となります。
つまりトレーダーが勝とうが負けようが関係なくスプレッド分が収入となるため取引量が増えれば増えるほど儲かるということです。
もっと言うと取引量を多くしてもらう為にトレーダーに勝ってほしいとか、負けたからといってFXをやめないでほしいというのが海外FX業者側の本音です。
ですからゼロカットを導入しているのです。
対して国内FX業者はDD方式というものを採用しており、トレーダーの負け分が収入源となります。
つまりトレーダーに負けてもらわないと利益にならないということなのですが、業者よりトレーダー側が勝っていると業者側がストップ狩り(業者が表示レートを操作してわざとトレーダーに損切させること)をしたりします。
私がこれを初めて知った時、「外国人は日本のFX業者のことをどう思っているんだろう...」と思いました。
まとめ
今回は
仕組みを知らない人なら海外FXはハイレバレッジでハイリスク・ハイリターンだと考えていた人もいるはずです。
しかし仕組みを知るだけで選択肢が広がり損をしない、かつ得をする選択ができるようになると思います。
口座選びの参考にしてみてください。
プレゼントの受け取り方法
FXの注文方法ってどんな種類がある? それぞれの特徴やメリットを解説!
IFOや逆指値など聞きなれない言葉が出てきてうんざりするかも知りませんが、脱初心者したいのなら覚えていて当然です。
もちろん初心者でも分かりやすく解説していくので安心してください。
FXの注文方法
FXの注文方法はいくつかあり、注文や決済をあらかじめ予約したり、自動でする方法もあります。
自分の生活スタイルや考え方に合わせた注文方法を行うことで効率的なトレードができるようになります。
今回は
成行注文
成行注文は「時価で今すぐ取引したい!」という方向けの注文方法で、取引する通貨ペア、買いか売りか、取引量の3つをあらかじめ決めておき、「買い」、「売り」のボタンを押して発注します。
売買レートを指定していないため必ず表示されているレートで取引が成立すると限りませんが、今すぐ時価に近いレートで取引したいというときに使う注文方法です。
指値/逆指値
成行注文とは違い「何円以下になったら買い」、「何円以上になったら売り」といった売買レートを指定した注文を予約するのが指値です。
何円以上(以下)になるタイミングをずっと待って成り行き注文を入れようとするとチャートに張り付いている必要がありますが、指値なら指定した注文が予約できるためそんなことをしなくても済みます。
逆指値は名前の通り指値の逆で、指値は「何円以下になったら買い」で逆指値は「何円以上になったら買い」といった注文になります。
「以上」と「以下」が逆ということです。
指値も逆指値も設定した時価に到達したらその値段で取引が成立します。
以上や以下という設定はレートの方向を示すためにそういった表現をしているだけで「101円以上で売り」という設定をしたら、一瞬で100円から102円になったとしてもピンポイントで101円で売られます。
指値/逆指値を使った取引方法としては「エントリーと利確は指値を入れ、損切は逆指値を入れておく」というのが基本となります。
OCO注文
OCO注文とは内容が別の2つの注文を1度に出し、どちらか一方が成立すると自動でもう一方が取り消されるという注文方法です。
エントリーだけでなく決済においても使えてとても便利です。
例えばドル円を105円で買いポジションを持っているときに、107円以上になったら売りという利確の指値、104円以下になったら売りという損切の逆指値を同時に出せるということです。
予想どおりだと、1ドルにつき2円の利益、外れても1円の損失で済みます。
IFD注文
IFD(イフダン)注文とは「エントリーから決済までの注文を設定できる」という注文方法で、新規エントリーしてポジションが建った時に自動的に次の注文が有効になります。
「もしも〇円で買い(売り)のエントリーができたら◇円で決済する」というシナリオに沿った注文ができます。
例えば105円から104円まで円高が進んでいるときに、さらに103円まで下がってそのあと円安になるという予想を立てたとしたら、IFD注文を使って「103円以下で買う」というエントリーの指値と「107円以上で売る」という決済の指値を1度に入れられます。
読み通りに円高が進んで103円までいけば最初の注文が発注となり、その後円安に反転し107円になったら利確されます。
もしも103円までいかなかった場合はどちらの注文も発注されません。
IFO注文
IFO(イフダン・オーシーオー)注文とはOCO注文とIFD注文を組み合わせたもので、新規エントリーしてポジションが建った時に利確のための指値と損切のための逆指値が自動的に発注されるというものです。
もちろん指値、逆指値のどちらかが約定したら、もう一方は自動でキャンセルになります。
先ほどの例のまま説明するとIFD注文では、「103円以下で買う」というエントリーの指値と「107円以上で売る」という決済の指値を1度に入れられました。
読み通りに円高が進んで103円までいけば最初の注文が発注となり、その後円安に反転し107円になったら利確されます。
IFO注文ではさらに損切の逆指値も設定でき、「102円以下で売り」という注文も追加できるわけです。
103円で最初の注文が発注された後、予想が外れそのまま円高が進んだ場合102円で損切りされ含み損の拡大を防ぐことができます。
自分の予測が当たっても外れてもIFO注文だったら自動で対処できるということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はFXの注文方法について解説していきました。
FXは様々な注文方法があり、それぞれの特性を理解すれば効率的なトレードを実現できます。
スキャルピングなら成行注文
チャートに張り付く時間がない人はIFO注文等々
もちろん注文だけでなく注文の取り消しや変更もスマホでできるので、自分の想定に沿った注文方法を使い分けることで利益アップにもつながります。
プレゼントの受け取り方法
FX初心者必見!トレードルールについて。
皆さんはFXのトレードをするときにトレードルールというものを持っていますでしょうか?
勝てる手法を見つけて実践してもトレードルールがなければ簡単に負けてしまい、勝ち続けるのは無理です。
今回は初心者におすすめしたいトレードの「自分ルール」について解説していきます。
- なぜ「自分ルール」が必要なのか
- 初心者におすすめの自分ルール
なぜ「自分ルール」が必要なのか
初心者であるか上級者であるかの前にトレーダーなら自分ルールがあって当然です。
ポジションを取る時も決済するときも自己判断によるものですが、値動きが自分の予想の範囲を超えてしまった場合うろたえてしまい、普段なら絶対にしないことをしてしまうことがあります。
人間ですのでうろたえてしまうことはあって当然だと思いますが、FXではいかに冷静に自分を保てるかが大切です。
損失を取り戻すために、普段なら絶対にしないことをしてしまいさらに傷口を広げる...FX市場からすぐに退場するトレーダーの典型です。
FXは資金管理、経験、知識など重要なものがたくさんありますが、トレードにおける「自分ルール」の徹底もとても大切で、トレードルールがない人はトレーダーではなくFXをギャンブルか何かだと勘違いしている人です。
初心者の人や初心者じゃないけど継続して利益をあげられていない人の中には自分ルールがまだない人もいると思うので本解説をぜひ参考にしてください。
トレードルールを守らなければ勝てないと知る
私もそうだったのですが、手法を手に入れる→実践したが勝てず→別の手法を探すの繰り返しで、決まった手法が確立できない...という人が結構いると思います。
攻略手法を買って、その通りに実践したのに勝てない...お金と時間を捨てただけという人もいると思います。(昔の私もですが...)
しかし、それらは本当に勝てない手法だったのか?ということです。
もしかするとその手法のトレードルールを守らなかったから勝てなかっただけかもしれません。
詐欺でない限り、勝てる手法はそのトレードルールを守るのが大前提です。
しっかり手法のルールを守れたか?間違って理解しているところはないか?と自分を疑ってみるのも重要です。
私の場合は、それでも勝てなかったため自分で取引手法を作ったのですが、その手法のトレードルールを破っていないため勝ち続けられているのだと自負しています。
「まだ自分の取引ルールがないよ!」という方は口座開設特典として無料でプレゼントしている「簡単 !!初心者や勝てない人へのFX攻略法」を手に入れて参考にしていただければと思います。
詳しくはこのページの最後に載せてあります。
初心者におすすめの自分ルール
手法だけがトレードルールではありません。
ここでは初心者におすすめの自分ルールを紹介します。
取引の前に決めた利確、損切タイミングを変えない
取引の前に決めた利確、損切タイミングを変えない。
これについては徹底してください。
利確タイミングに到達したけどまだまだ伸びそうだからもう少しまとうかな。
なんて考えていたら逆行して利益を取り逃した上に含み損になってしまった...
損切りタイミングになったけど戻しそうな気がする。
結果損切りできずに強制決済...
などの甘い考えが原因で損をしてしまうというのはFX負け組のあるあるで、先ほど説明した通りトレードルールを守らないせいで負ける...ということが起こります。
もちろん、利確タイミングに到達したときに利確したけどその後まだまだ伸びていった...なんてことはいくらでもあります。
タラレバを言う人なら「もう少し利確待ったほうがよかった...」と思うかもしれません。
ですがそれは結果論であり、逆行して含み損になる可能性があったというのがすっぽりと頭から抜けてしまっています。
そんなポンコツが勝てるほど甘い世界ではありません。
利確タイミングに到達したけどまだまだ伸びそうだからもう少しまとうかな。
そうなった場合は「それでも利確する」以外にも実は「トレーリングストップする」という方法もあります。
トレーリングストップについては4000円でOK!! 少額でもFX始められます。という記事で紹介しているためそちらも参考にしてみてください。
経済指標発表時は取引を避ける
指標が発表されるときは市場全体の取引量が増えるため値動きが乱高下します。
自分の予想の範囲を超える値動きがあって当然。というタイミングのため安全マージンを取って安心していても即強制決済なんて事もザラです。
取引量も増えるためスリッページが起こったり、値動きも激しいためスプレッドが大きく開く場合もあります。
以上のことから初心者の方は経済指標発表時は取引を避けたほうがいいです。
1日のトレード回数を決める
初心者の人は1日のトレード回数を決めておいたほうがいいです。
運良く勝ててしまうと「自分は天才なのでは!?」と勘違いしてしまい、その逆で負け続けてしまうと「負けを取り戻さないと...」という焦りから期待値が低いタイミングでもポジションを取ってしまいがちになります。
トレードをしたくてしたくてしょうがないポジポジ病というのがあるのですが、まさにその状態というわけです。
ポジポジ病になるとあっという間に資金が目減りし、市場から即退場となります。
実際ポジポジ病の勝ち組トレーダーは存在しません。
1日の取引回数をあらかじめ決めておくことで「今がチャンスなのかどうか?」と冷静になれるため期待値の低いトレードを自然とさけられるようになります。
まとめ
今回は
- なぜ「自分ルール」が必要なのか
- 初心者におすすめの自分ルール
頭で理解していても実践できている人は少ないと思います。
トレードルールを守ることで確実に勝てるトレーダーに近づけますので是非実践してください。
プレゼントの受け取り方法